工房やまだでは様々なお客様より様々なご依頼を頂いております。
そのご依頼に対応する為、X線検査装置を導入致しました。
X線検査装置の中身
上の図は工房やまだで採用したX線検査装置の簡単な中身です。
中央付近に検査する試料を入れるBOXがあり、
その上にX線を発生する装置が、下にはX線を検出するセンサーが付いています。
X線検査の流れ
実際の検査の流れは次のようになります。
① 試料BOXに検査したい基板を入れます。
② X線発生装置からX線を出します。
③ X線検出器が試料を透過したX線を検出します。
④ 検出したデータを処理した画像がモニターに映し出されます。
X線と撮影結果について
X線は密度の低い物は透過し、密度の高い物には遮断されます。
白い部分が密度の低い部分、黒い部分が密度の高い部分です。
黒い部分が簡単に言うと金属、特に半田です。
上の写真では規則的に並んでいる黒丸が基板とBGAを繋いでいる半田ボール、
長方形か基板の裏やBGAの上に実装されているコンデンサ等のチップ部品です。
真上から撮影している為、重なり合って写っています。
工房やまだではBGAリワークに関する様々なご依頼を受け作業を行っております。
その結果に対する確認としてこれまでもX線による検査を行ってきました。
しかし、協力会社に依頼しての検査だった為時間も掛かりそのために納品が遅れてしまうこともありましたが、今後は作業後即座に確認して納品が可能になりました。
また、X線検査のみのご依頼もお受けしております。
(簡便な検査機器の為、高度な検査は出来ませんが)
BGAリワーク、X線検査のご依頼は
プリント基板の駆け込み寺 工房やまだまで!
TEL:0238-22-0771
FAX:0238-26-2361
Email:info@koboyamada.jp
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