工房やまだでは、
画面表示不良や電源が入らなくなる原因であるGPU半田割れの修理を行っていますが
それ以外のパソコンの不良も受け付けております。
中でも比較的多いのはコネクタの破損ですね。
ご自分で分解した際に破損させてしまうケースが多いと思われます。
今回はGatewayのパソコン、P-7812jFXのケーブルコネクタの破損修理です。
Gateway p-7812jFXのコネクタ破損
コネクタの破損には大きく分けて2種類あります。
①コネクタ部品自体の破損
これは比較的軽微な破損だと言えます。
この場合は基板から破損したコネクタを取り外し、
新しいコネクタを取り付けすることになります。
②コネクタが付いていた基板のパット破損
これは①よりもかなり修復の難しい不良です。
基板のパットが剥がれてしまっていると一本一本繋ぎ直さなくてはいけません。
正に今回の不良はこのパターンです。
コネクタからフィルムケーブルを取り外す際にコネクタが基板から剥がれてしまったようです。
真上から見たところです。
28本あるパットの内7本を残して剥がれてしまっています。
コネクタの方は無事のようです。
基板から剥がれたパットがコネクタのリードに残っているのが分かります。
今回はこちらを再利用して修復していきます。
Gateway p-7812jFXのコネクタ修復
このように取り付けしました。
コネクタのリードから伸びたジャンパ配線は出来るだけ元の配線に沿うようにつけています。
その方が後からでも分かりやすいですし綺麗に見えます。
上から見た写真です。
左から4番目から8本くらいはコネクタの底からスルーホールにつながっています。
すべての配線を確認して強度を持たせる為にボンド付して終了です。
動作も問題なかったということです。。
このようなパソコンの基板破損の修理も承っております。
ご依頼はプリント基板の駆け込み寺 工房やまだまで!
TEL:0238-22-0771(平日8:30~17:30)
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