今週も先週に引き続き車のECUです。
TVR サーブラウ(Cerbera)のドアコントロールユニットの修理です。
この車なかなかに珍しいようですね。
ドア自体には取っ手がありません。
どうやってドアを開けるのかというとサイドミラーにあるボタンを押すそうです。
一度乗り込むとまた開けるのが大変らしく、
ドアにあるスイッチを押せば開くようなのですが、中々みつからないそうです。
今回のご依頼はそのドアを開ける為のスイッチ等々のコントロールユニットの修理です。
TVR Cerbera ドアロック/ウィンドウコントロールユニット
これがそのドアコントロールユニットです。
ケースにネジ止めされていない基板は初めてみました(笑)
ともかく、状態を確認していきます。
開けて基板を取り出すとこんな感じ。
上の段にはICが、下の段にはリレーが付いています(検査用に一つ外した状態の写真)。
随分基板が吸水しているようで、
半田ごてを当てると半田にブローホールという水分が熱で破裂してできる穴が開いてしまいます。
基板修理
じっくり検査を行い、部品ひとつひとつ異常が無いかを確認します。
壊れやすい部品というのはある程度決まっているので
まずそこから重点的に検査を行っていきます。
今回は、基板パターンの損傷と部品交換をいくつか行いました。
はっきりとした異常が見つかると修理できる可能性が高いですね。
元に戻してお客様へご返却します。
今回のお客様は群馬県のautolife様。TVRの正規代理店さんですね。
お役に立てて良かったです。
弊社では、故障してしまった自動車のECUの修理を承っております。
自動車ECU修理、注意事項のページをご覧になりお問い合わせ下さい。
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