今回の修理事例はホンダ アコードワゴンCB9。
平成5年ということで20年近く前の自動車ののECU、
ATコントロールユニットの修理です。
お客様によるとディーラーさんにお見せされた際に、
ECUの不具合が判明したのですが、
型式が古く部品在庫が取れず、ディーラーさんではECU自体の修理も不可能という事でした。
弊社の自動車ECUの修理記事をご覧頂いてお問い合わせを頂きました。
ATコントロールユニット基板
このアコードワゴンはホンダのアメリカ法人(ホンダオブアメリカ)の物だということです。
それでこのECUもOKI AMERICA Inc(沖電気工業のアメリカ法人でしょうか)なんですね。
ケースのネジ止めを外した状態。
基板自体は部品が片面のみに搭載されている両面基板です。
面実装部品は無く、全てスルーホール挿入部品です。
修理の流れ
修理の流れです。
赤字はお客様にして頂くこと。
青字は工房やまだが行うことです。
①メールやお電話でご連絡を頂き、基板をお送り頂く。
②基板を簡単に検査。お見積書を作成してご連絡する。
③金額等の条件にご了解頂ければご連絡して頂く。
④検査と修復を行い、ご請求書と合わせて基板をご返却する。
⑤動作確認と結果のご連絡、金額のお支払を頂く。
こんな感じです。
基板修理
色々と検査を行ったところ、不良箇所が判明しました。
部品不良、基板配線不良が見つかりました。
早速交換する部品の手配を行い部品交換と、基板の修復を行います。
結果
作業が終了したのでお客様にご返却しました。
すると後日こういったメールが。
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日曜日に実家に帰ろうと思ったのですが、待ちきれず、昨日、車に
そして、見事、直っていました!!
すごいですね!!
どこにお願いしても「部品がない」「修理できない」と言われ、中
もう廃車にするしかないのかと思っていたので、本当に嬉しいです
本当にありがとうございました!
これからも、ずっと大事に乗っていきたいと思います。
丁寧な対応をしてくださり、本当にありがとうございました。
また、何かありましたら、よろしくお願いいたします。
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非常にお喜び頂けたようで嬉しいですね。
工房やまだは企業からの試作改造品でも、個人の方からの修理品でも
「他ではどうにもならないものだったんです!」
そんなお声を時々頂きます。
その一言を聞きたい為に続けているようなもんですね。
工房やまだでは自動車のECU、基板の修理を行っております。
部品が無いという基板の不良でも諦めず、
プリント基板の工房やまだまで!
自動車ECU修理、注意事項のページをご覧になりお問い合わせ下さい。
TEL:0238-22-0771(平日8:30~17:30)
FAX:0238-26-2361
Email:info@koboyamada.jp
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3sfactory (金曜日, 12 10月 2018 17:39)
CBアコードのATコンピューターを発送いたしますので点検を宜しくお願いします。
山本 秀史 (月曜日, 08 7月 2019 11:58)
CBアコードATコンピューター代、先程振込みました。
下記の発送先で、お願いします。
〒841-0044
佐賀県鳥栖市高田町69−1
野下自動車 野下修平